FINANCIAL FANTASYはRPGツクール2003で製作されたファイナルファンタジーのパロディゲーム。
登場キャラ・舞台はFFシリーズ、システムはロマサガシリーズを元にしたと思われる。
数あるFFパロゲーの中でもかなり変則的。本編の説明書を読めば理解が早いが、このゲームの目的は
50万ギルを稼ぐこと。借金を返すゲームと言い換えてもいいかもしれない。要するに50万ギルさえ確保できればどんなタイミングでもエンディングは迎えられる。
しかし当然そこまでのギルを集めるのは容易なことではないので、
世界のあちこちで発生するイベントをクリアして報酬(大金など)を貰い、ギルを集めていくのがセオリーとなる。(発生するイベントの詳細については別途に専用のページを用意したのでそちらを参照のこと)
非常に
自由度の高い点が魅力だが同時に
不具合やバグが多々見受けられるのが残念なところ。幸いゲーム自体が成立しなくなるまでのバグは確認されなかったが、
細かい不具合でも気になる神経質な人はプレイを遠慮したほうがいいかもしれない。
−
マニュアル−
・このゲームを特徴づけるシステムの一つがジョブと熟練度。ジョブは4タイプあり、二刀流が可能な軽装戦士や剣と魔法をバランスよく扱う魔法戦士などそれぞれに個性的な位置づけがなされている。
ジョブは戦闘以外であれば[Shift]キーでいつでも自由に変えられる。よって全員が戦士系、または魔道士系といったパーティもお好みで作成できる。またゲーム開始時にキャラのジョブを選択させる場面があるが前述のとおりジョブはいつでも変えられるので、ここは悩まず適当で構わない。
次に熟練度。これは武器に必ず備わっているパラメータで、たとえばナイフ系を装備して戦っていればナイフの性質に関連したアビリティやスキルを習得する。ナイフの途中で剣や斧に装備を切り替えても溜まった熟練度は失わないので安心しよう。
・アイテム欄に最初から持っている雑記帳。これを使うと現在までの戦歴(倒した敵の数逃走した回数/セーブした回数)や進行度が確認できる。
・進行度とはその世界における時間の経過のようなもので、進行度が高くなるにつれ国の情勢の変化や貿易の景気が流れて変化したりする。イベントによっては新しく発生したり逆に消滅してしまったりもする。進行度は敵を倒した数により変わる。倒せば倒すほど高くなっていくという仕様。
・このゲームの目的は50万ギルを集めてある人のところへ持っていくこと。
極端な話、序盤のゴブリンを倒し続けて貯まった50万ギルを渡してもエンディング扱いとなる。(ただし達成するまでの労力と時間がどれだけともなうのか想像もつかないが…)
・経験値は登場キャラ4人ともが(たとえどんなジョブになっていようと)一律に貰え、レベルアップのNEXT経験値も全く同じポイントになっている。
・このゲームのもう一つの特徴が自由度の高さと豊富なイベント。本編の世界では貿易が盛んな土地が多いため、港から船で特定の場所まで好きなときに訪れることができる。
これにより序盤で普通に進めれば発生するゴブリン退治イベントを無視して難易度の高いイベントに挑戦したり、質の高い装備品を入手したりできる。
それ以外にも船で一瞬にして遠い地点まで進めるので、中盤で飛空挺を手にするまでは重要な移動手段となる。船の利用は有料だが、さほど高額というわけでもないので積極的に利用したい。
−
シークレットテクニック−
・本編の世界はそれほど大規模な面積ではないがとにかく複雑で入り組んでいる。そこで役に立つのが世界地図。これはフィールドであれば好きなときに現在位置を含めた地図が確認できる。世界地図は最初に訪れるであろうエムデンの道具屋にも売っている(=100ギル)ので必ず購入しておこう。
・町の酒場にあるジュークボックスでは戦闘BGMを自由に変更できる。選択できる戦闘BGMはFF1〜6の通常戦闘のいずれか。物語初期ではエムデンにもジュークボックスはあるので試しに変えてみるのもいい。戦闘のムードも変わって冒険にメリハリが利く。
・ストルブ港で船が入手できるがその方法は2通りある。
「引換券でもらう」もしくは「5万ギル支払う」のどちらかだ。引換券はリンツ城にいる王様から
クリスタル捜索を引き受けることで入手可能。普通に考えても引換券で船をもらったほうが賢い。
・ナイフのスキルである「盗む」ではその名のとおり敵からアイテムを盗むことが可能だが、このコマンドを使う際はちょっとした癖がある。アイテムを持っていない敵に使用した場合、成否に関わらず何もメッセージが表示されないのだ。だが逆にアイテムを所持している敵に使うと失敗した場合は「盗めなかった!」というメッセージがちゃんと表示される。つまり「盗めなかった!」と表示された敵のみ盗むコマンドが成立するというわけ。盗める敵かどうかの判断材料としよう。
ちなみにBOSSは絶対にアイテムを所持していないので盗むのコマンドはするだけ無駄。
・青魔法は「ラーニング」というアビリティを使うことによって敵から魔法を習得できる技だが、この習得した青魔法はを4人が共有することはできない。要するにテレジアがラーニングでアクアブレスを習得したとする。これでテレジアが青魔法のアビリティをセットすればアクアブレスは使えるわけだが、同じくカールが青魔法をセットしていたとしてもアクアブレスは習得できていない。あくまでラーニングで習得したキャラだけが使用できる仕組みなのだ。これはかなり面倒なシステムなので予め青魔法を扱うキャラは決定しておき、そのキャラにだけラーニングもセットしておくと良いだろう。
・前述した青魔法の種類とそれをラーニングで習得できる敵を記載しておいた。
以下に示した青魔法が全てではないので、残りの青魔法は自身で探してみて欲しい。
デスクロー:アイアンクロー、デスクロー
ゴブリンパンチ:ゴブリン、ゴブリンプリンス、ノッカー
エアロ:旋風魔人
エアロラ:旋風魔人、ギガース、32ページ
エアロガ:モールドウィンド、魔神竜
レベル5デス:64ページ、クムクム
臭い息:モルボル、モルボルグレート
黒の衝撃:シャドウ
月の笛:インプ
アクアブレス:ドルムキマイラ
フラッシュ:クルーダスト
ガードオファ:アダマンタイマイ
マインドブラスト:マインドフレイヤ、ヒドゥン
マイティガード:ブラキオレイドス
針千本:サボテンダー
・ミスリル鉱山のストライキイベントで、ローレンツを見逃したあと再びミスリル鉱山に行くと、鉱夫から守りの指輪が手に入る。
町の酒場ではイベントを匂わす発言をする人物や、取引を持ちかけてくる人物、そして条件次第で新しい剣技を教えてくれる人物といった旅の援護となる様々な交流が期待できる。特に剣技はそこでしか習得できないものなので熟練度に自信があるなら試しに話しかけてみるのも悪くない。
・森の小人イベントで戦う小人に臭い息などで行動を封じてもダークドラゴンは呼ばれるため、小人がアストスになる前にダークドラゴンを先に倒してしまえば戦況がグッと楽になる。
・ゲンフ城にいる戦闘を叩き込んでくれる兵隊長は3万ギルで戦闘が可能だが、実際に払っているのは半分の15000ギル。しかもそれ以下の金額でも払ったこととみなされ戦闘が開始できる。つまり金額に関係なく戦闘が行えるのだ。これなら楽して熟練度稼ぎができる。
・ギーセン村ではギーセン杉が買えるが、同じ村でこのギーセン杉を購入額よりも高値で買い取ってくれる人物がいる。つまりこの方法を使えば差額金でどんどんお金持ちになれるというとんでもない裏テクニック(※)。製作者の詰めが甘かったのか意図的なものなのかは不明だが、エンディングだけをさっさと見たいというプレイヤーにとっては利用しない手はない。
※このテクニックは進行度が進むと利用できなくなるようです・バーデン南に生息する最強モンスター「アルテマウェポン」。実はこのアルテマウェポンを簡単に倒す方法がいくつかある。その一つが臭い息戦法。察しのとおり臭い息を相手に浴びせるのだ。
実はアルテマウェポンは毒と麻痺には耐性が備わっていない。つまりこの2点の状態異常に陥れば麻痺で行動できない間にも毒でみるみるうちにHPが減っていくという凄い戦法。これならこちら側がなにも手を下さなくても勝手に自滅する。臭い息さえ習得していればレベルの差はほとんど関係ない。
補足として臭い息を唱えるキャラには先制攻撃ができる忍刀の装備を。そしてアルテマウェポンの状態を常にチェックして、臭い息の効果が切れたら再び臭い息を唱えさせよう。
・このゲームのエンディングには2つのパターンがある。違いを簡潔に説明すると本編の目的である50万ギルをヘルムートに支払うか、払わずにヘルムートを説得させるかのどちらかである。
前者はただ50万ギルを集めるだけなので普通にゲームを進めればほとんどはこちらのパターンであろう。ただし後者の場合はあるイベントをクリアさせないと見ることはできない。どちらのエンディングになっても結果は全く同じだがどうせなら両方とも見ておきたいところ。
---
関連記事---
FINANCIAL FANTASY -武器(魔法)熟練度一覧-FINANCIALFANTASY -イベント攻略編-